特徴 非破壊検査で管の残存強度を調査できます。

  • 管に軽い衝撃を与えて管を振動させ、計測された波形の周波数分析で、管体の劣化を定量的に判定。的確な改築・修繕の優先順位を提案。
  • 付着物に隠れたクラックや微細なクラックまでも判定可能。
  • ロボットで検査するため、いつでも誰でも結果は同じ。また、計測データの解析・診断は、解析専門機関である(株)リハビリ・リサーチ・ラボラトリー(RRL)で実施。
  • 管をコツンと軽く叩くだけなので、管を傷めない。
  • 管体の劣化状態に関係なく、作業時間に大幅な変化なし。
従来のTVカメラ調査の弱点をカバー

TVカメラ調査の弱点としては、①調査の結果が定性的 ②管内面の視覚情報のみ ③判定に個人差がある ④検査員の訓練・経験が必要 などがあげられます。下水管路の改築要因の半分は「破損・クラック」と「腐食・摩耗」で占められますが、これをTVカメラ調査で正確に確認するのは困難でした。


検査システム 連結型検査ロボットで行う調査方法です。

先頭が牽引するTVカメラで、2両目が受診車、最後尾がインパルスハンマー車。

2両目の受診車。アームを上方に伸ばし、加速度センサーを持つ受信部を管に接触します。

最後尾がインパルスハンマー車。アーム部が動作し、インパルスハンマーで管を軽く叩きます。

まず調査対象となる反対側の管内に止水プラグを入れ、下水をせき止めます。 駆動システムを搭載したTVカメラ車が、連結された受信車、インパルスハンマー車を牽引して調査を行います。管内の画像をモニターしながら作業のコントロールは地上のモニター車から専任のオペレーターが行います。


作業フロー

パッカーなどで調査箇所への下水の流入を止水します。

高圧洗浄機などを使用し、事前に管内の洗浄を行います。

TVカメラ(自走車)を管内に入れ、指定箇所を走行させながら撮影、データ収集を行います。

調査終了後、撮影されたデータをPCにて展開画像として処理し、劣化や破損状況などを詳細に解析します。



※(株)リハビリ・リサーチラボラトリー
 鎌田教授(PQEST協会会長 大阪大学)が設立した解析・診断機関

連結型検査ロボットをマンホールから差し入れているところ。マンホール下で作業者が受け取ります。

モニター車の中で画像を確認しながらロボットを操作。データ取りを慎重に行います。



解析フロー